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■プロフィール

MAMEFUTATSU

Author:MAMEFUTATSU
TORU(Vocal/Acoustic Guitar)とARISA(Piano,Keyboard/Chorus)による音楽グループ。

2015年7月、結成。
2016年9月、初音源集「SOUNDSCAPE」を発表。
2019年2月、2st「I Will Never Die」を発表。
2022年11月 3rd「Country driver」を発表。
全作品はitunes等各配信サイトより配信中。

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与えられるんじゃなくて自分でとってこいよ
日に日に東京都をはじめとして日本各地ではコロナ感染に対する警戒が高まっている。

先日の朝、中央線に乗り座って本を読んでいたら、70歳くらいの女性が自分の前に立っている人を強引に押し除けて目の前に立った。
そして僕の体を覆うようにして後ろの窓を荒々しく開けた後、顔の前でこれ見よがしにウェットティッシュで手を拭き始めた。
ああ、マスクをつけない人に対する嫌がらせだなと思いながら、朝から怒鳴り合うのも馬鹿馬鹿しいし、その後気分も悪くなるだけなのがはっきりと分かっていたので、気付かぬふりして過ごした。

世界は今、本当に狂い始めている。
それが僕が感じている素直な感想だ。
恐れを共感し合って、それが心地よい。
なんとなく附に落ちないけれど、ひとまず周りに合わせておけば間違いない。
連日のネガティブな報道で、そんな神経毒に侵されているのでないか。

話は変わって、父親の代から今は僕の兄が都市計画調査・コンサル関連の会社を経営している。
自分もそこで週に何度か手伝っているのだが、国が主体としてまとめる各種の統計調査というものを頻繁に扱っている。
主に人口や世帯に関する統計を主体とした国勢調査をはじめとして、工業統計・商業統計・農林業センサスなど分野は多岐に渡るが、国内の様々な動向を分類・項目ごとに年次単位で集計し、それらはネット上にも公開されている。
その一つに厚生労働省が公表している「人口動態調査」がある。
その中でも細かく集計分類は分かれているのだが、年次・月単位の国内の「死因別死亡数及び死亡率(人口10万対)」がある。
今日時点で、令和2年1月までの月単位集計がupされている。

内容を大まかに言うと、日本国内では毎年約130万くらいの人が何らかの原因で死亡しており、月に10万超の人が何らかの原因で死亡している。
公開されている令和2年1月の最新統計を見てみると、総数としてひと月で128,993人が死亡している。
さらに主な死因別で見てみると、癌などの悪性新生物を含めた新生物による死亡が33,114人、心疾患や脳梗塞などを含む循環器系の疾患が34,802人、インフルエンザ等を含めた呼吸器系の疾患による死亡が18,788人と出ている。
インフルにおいては、毎年流行頻度が異なるため、その年により幅があるが流行月間(1,2月)においては、500人〜1,000人超の単位で死亡している。
ひと月でだ。
※令和2年1月は576人、平成31年1月は1,685人となっている。

新型コロナウイルスについては、7月16日時点の死亡数の合計で984人(朝日新聞デジタル)と報道されている。
新型コロナによる死亡が確認されはじめたのは2月末だから、報道数値や統計精度をまるまる信頼するとすれば、5ヶ月の間での死亡数値であり、単純に平たくするとひと月に197人が亡くなったことになる。

ちなみにひと月に同程度(200人前後)の死者数がある死因は、「胃潰瘍及十二指腸潰瘍」「喘息」「貧血」などだ。
僕の家族・知人にはこれら疾患がある、過去にあった人は大勢いるが、これらの疾患で亡くなった人はいない。
運がよいのだね、と言われればそれまでで、確かに亡くなる方がいるのは確かだが、個人的な認識としては現代においては、ごく「普通の病気」という印象を持っている。

人口動態調査には、疾患以外にも事故や自殺などの死亡数も記載しているので、補足として挙げておく。

交通事故:349人
転倒・転落・墜落:912人
不慮の溺死及び溺水:1,095人
自殺:1,527人
他殺:16人

僕たちはそれぞれが現実を見つめ直す必要があるし、誰が何の目的で現実をゆがめようとするのかを知る必要がある。

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

徒然なるままなんです | 21:05:05 | コメント(0)
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