2019-12-20 Fri
東京近郊の町へ出掛けることが多い。山や海、農村風景に心を癒される。
空気も良いし、水もきれいだ。
こんな所に住んでみたい。
もう都会はたくさんだ。
。。。
。。
。
ここからが大事にしたい気持ちである。
都会の暮らしに疲れて、救いを求める想いで郊外へと居を移す。
それも一つの選択における重要なポイントだ。
実際、都会というのはある種の狂気の中で生きているようなものだ。
道はアスファルトとコンクリートに埋め尽くされ、木々はレンガで囲まれた道路と歩道の緩衝用ツールとして「機能」させられている。
車から出る排気ガスや工場の煙は、僕たちの体の中に常に侵略者として受け入れられてきた。
生まれた時から。
目に見えない電磁波は、完全無欠な細胞を小刻みに揺さぶって摩耗させていく。
生きることに代償を払わなければならない。
それは自分たちが作った幻想の貸しなのだけれど。
今できることは、今在る場所を愛する事から始めたい。
ネガティブな想いで行動を起こした時間軸には、モラトリアムの要素が含まれてしまうのではないか。
先延ばしにしてしまった本当の自由。
期限付きのパライソ。
これから何処へ向うのか、わからない。
それでも魂は、避難民ではなく、開拓者としての僕たちを欲している。
