2019-12-07 Sat
hummingbird。エレキからアコースティックに持ち替えて、初めて購入したギターだ。
かれこれ10年ほど、今でもライブのメインギターとして使っている。
先日、安曇野で行われたライブイベントの出店者さんで、東京の学芸大学から来られた珈琲屋さんと出会った。
「hummingbird coffee」
何となく、親近感を持った。
話してみると、オーナーは物腰の柔らかい素敵な方だ。
珈琲と人と音楽に対して、丁寧に向き合っている人なのだなと感じる。
リハーサル前に頂いた一杯の珈琲で、心と体が温められた。
それから暫くして、学芸大学のお店を訪れた。
時の流れを感じさせてくれるアパートの一角にあるカフェ。
広くて狭い東京の街で、きちんと僕の身一つ分のスペースを確保して居てくれたかのように、居心地よく、すっぽりと体が納まった。
店内では、オーナーの縁あるミュージシャンの音が、珈琲から立つ湯気の間を糸を引くように静かに流れていた。
