2018-01-15 Mon
朝起きて、さて今日は何をするか、と考える。また、今日という日が生まれたわけだ。
ご飯を作ったり、ギターを弾いたり、パソコンを打ったり、土に触れたり、ただ座っていたりしながら、時間が流れていく。
僕がいる場所では、陽は東から、天頂を目指して昇り、西に去る。
そして陽の光が届かない夜、という時間。
静寂が疲れた体と心を解いていけば、夢に潜っていく。
今日という日が死ぬわけだ。
そしてまた、陽は東から。
おんなじことが繰り返されるということ。
一日。
僕たちは、昨日とは違う帰り道を選んだり、昨日とは違う夕飯の献立を考えている。
うれしい日もあれば、悲しい日もあるし、感情がない日だって、ある。
けれども、それはささやかな心の振れや物の移り変わり。
宇宙から見たら、一日はやっぱり一日だ。
一日の中には、宇宙が、せーの!で鳴らした永遠に鳴っている秘密の倍音が含まれているのではないかな。
この日は、確かにこの日だ、と感じていれば、そんな音が聴こえてくる気がする。
そのひぐらし。
今年もよろしく。
平和にいこう。
