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■プロフィール

MAMEFUTATSU

Author:MAMEFUTATSU
TORU(Vocal/Acoustic Guitar)とARISA(Piano,Keyboard/Chorus)による音楽グループ。

2015年7月、結成。
2016年9月、初音源集「SOUNDSCAPE」を発表。
2019年2月、2st「I Will Never Die」を発表。
2022年11月 3rd「Country driver」を発表。
全作品はitunes等各配信サイトより配信中。

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CDを置いて頂ける場所を探しています
MAMEFUTATSUのCD「SOUNDSCAPE」を置いて頂けるところを探しています。

作製・発売から一年過ぎ、ご縁ある方々に手に取って聴いて頂く機会が増えてきました。
自分たちの音楽を聴いてくれるところを想像すると、その人との関係が少しだけ近しいものになったように感じられ、嬉しく思っています。
CDに収録された音は、その時、その場所、その瞬間に私たちから放たれた空間の振動を閉じ込めたもので、誇張ではなく自分たちの分身です。
これを拠り所として、これからさらに多くの人たち、多くの世界とつながっていけたらと思っています。

CDについては、発売当初は¥1080(税込)としていましたが、今後は基本的に無償配布したいと考えています。
音楽は根本的には無償なものですが、これまでは制作費の回収もあるため、販売という形式を採ってきました。
しかし、本当に好きなものには、自ら価値をつけることは出来ないという思いがどこかにありました。人や動物や自然と同じように、音楽に価値を「設定」し、提供するという行為は、ある面においては不自然と言えます。金銭とアートについては表現者の分だけそれぞれの考え方があると思いますが、今の私たちの心の有様はそういった方向に向いていないと感じています。
突き詰めて言えば、自ら作ったものに自ら価値を設定し、提供し、対価を得るという流れは、意識的であれ無意識であれ、本意であれ不本意であれ「何らかの見返りを求める」という欲求に行き着くはずです。
私たちの音楽活動において、これら「何らかの見返り」を求めることに少し違和感が生じています。
このことは一概にすべてのものに当てはまるとは言えません。
例えばおいしいパンを作ったり、換気扇を修理したり、誰かが出来ない事を出来る人が変わりに行い、対価を得ることがあります。これには知識と経験が必要で、誰にでも出来るものではありません。少なくとも僕にはできません。
しかし音楽には知識と経験は必要ありません。誰もが空気を吸うように出来る事です。ギターやピアノが弾けなくても、歌は唄う事ができます。上手く唄えるか(音程や音量をコントロールする事に長けているか)どうかは問題ではありません。社会全体で分業し、それぞれが専門性を高めてまた全体に還元するかわりに対価を得るという業の流れに、根源的に音楽は属していないのだと感じています。音楽は本来ただ在るべきものだからです。
CD制作以外にも音楽活動には活動費(練習スタジオ代、機材費、搬入搬出等の交通費など)が存在し、多くのミュージシャンがCD等物販の売上や演奏の対価をこれに当てています。これらの報酬を自ら見込まないということは、音楽活動を金銭を支払いながら行っていくといくことになります。この状況は経済的によい状況ではありません。感謝のしるしとして提供される金銭や物品等については、拒否することはしません。生活の全てにおいて、拒否をするということは限定された主義や思想を持つ事で、結果として排他的になってしまいます。今までのように感謝を持って頂きたいと思っています。ただ自発的に「提示」して受け取る対価と、謝礼として受け取る対価についての考えは区別する必要があると思っています。

音楽に限らず、自分の得意なこと、本当に好きなことを純粋に行うという行為が生む出会いと創造性を信じて、これからも活動していきたいと思っています。
もし無償でCDを置いていただける場所をお持ちの方、そういった場所をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております。
どうもありがとうございます。
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テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

音楽活動なんです | 19:33:20 | コメント(0)
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