2023-03-02 Thu
世界の裏側について色々調べるのは、今の状況を知る上で大事なことだけれど、調べれば調べるほどネガティブな未来しか想像できなくなってしまうのが目下のところではないか。しかし、これでは疲れてしまう。
そういう情報に精神まで染められてしまうと、変えられ得る未来も変えられなくなってしまう。
ある物理学者が言っていた。
この世界は客観的なものではなく、主観的な世界である。
目の前にある机やピアノや色々なものは、近似値として各々個人の目に同じように見えているが、あくまで近似的であり主観的なそれぞれの意識がその細部を形成するとか。
この世界というのは、共有される(スクリーン)仮想現実でありながら、それを覗いている各人によって見え方が違う。
ある人にとってはネガティブな事柄がある人にとっては喜ばしい出来事になる。
そう現実を捉えるならば、目に映ること、聞くこと、体験することに一定の遊びが生まれてくるはず。
例えば、「1.お金がない→2.欲しいものも美味しいものも食べられない」。
こんな流れがあったとして、3つ目の流れは自ら作り出すことができる。
不遇を恨んで八つ当たりして終わるか、今有る環境と材料からベストなものを創造してそれを楽しんでしまうか。
そんな遊びの部分を一人一人がどう捉えていくかで地球の運命は案外ころっと好転するのではないかと思う。
それにはもっと沢山の人の意識の変容が必要だ。
そういった意識を開くために音楽を響かせていくのである。