2021-01-16 Sat
「波動の法則」という本で、病気やウイルスについておもしろい解釈をしている。まず、「波動」とは振動だ。
周波数・波長・振幅・波形といった形態の総称が波動だ。
この世界に存在するものは全て、人も動物も植物も鉱石も金属も「波動」を出している。
これはオカルトとかじゃなくて、現代科学で分かっている。
みんなそれぞれに振動している。
静止していても、眠っていても。
では物体の何が振動しているのかというと、原子だ。
原子の中心には原子核があり、その中には中性子と陽子あってその周りを電子が回っている。
(電子がまわることで、物体として目に見えて視界で捕らえられるようになる。)
これもオカルトとかじゃなくて、現代科学で分かっている。
ここからが(現代科学では)オカルト。
著者は、全ての物質を構成するエネルギーである原子核の中の2つの物質について独自の見解を述べている。
中性子が「意識」を構成し、陽子が「意志」を構成しているという。
そして「意識」→「調和」、「意志」→「愛」と読み替え、全てのエネルギーは「調和と愛」が基盤となっていると定義付けている。
現代科学は、あくまで現象として捕らえられるものしか肯定してこなくて、主体的なもの(心とか感情とか意識など)というのは、心理学とか精神論とか別の枠組みで差別化してしまった。
本来はそういった主体的なものを区別することなく、一体として考えなければ正しい理解が得られないと言っている。
意識や感情はどこからやってきたのか。
そんな素朴かつ根源的な疑問を抱いた人も多いはず。
自分もそんな事を漠然と考えていた一人だ。
すべての物質を構成する原子の中のさらに奥にある中性子・陽子がそれらを司っている。
これには「直感的に」腑に落ちるところがある。
それでウイルスの話。
がんやエイズ、伝染病、ウイルスなどが、近代において次々と生まれているのは、この原子の歪みからきているという。
原子の歪みとは振動の歪みである。
不協和音のエネルギーを発しているということだ。
では何故歪みが生まれているのかというと、人間の意識が歪んできているから。
人間の意識(エネルギー)が周囲のありとあらゆる原子に作用して、歪みを作っている。
意識が歪むというのは、この地球の自然の法則に反したエネルギーの使い方(原子力発電や遺伝子操作、電磁波照射などなど)をしているという事。
だって人間以外に自然の法則に逆らって生きているものって、居ないでしょう。
要するにウイルス拡散の張本人は人間そのもの。
それを滅しようとか、抑制しようという発想がさらに歪みを生んで、ウイルスは次から次へと形を変異させていく。
ではどうすればいいのだろう。
これは実際的な方法と捉えても良いし、教訓として捉えても良い。
人間が変わることだ。
人間以外への破壊をやめて、謙虚になり、意識を調和と愛に満ちたものに変えていく。
すぐ怒らないで、他人の失敗を責めず、許す。
壊さないで直す。
殺さないで生かす。
そうすることが一人一人、ことこつと成せるなら、「収束」というゴールが見えてくるのかもしれない。