2020-09-10 Thu
去年の冬、所沢と清瀬の境にある小金井街道の橋の上でエンストしてから、車のメンテナンスの重要さを痛感した。朝方だったし、それでなくとも交通量の多いとこなので大渋滞になりかけたけれど、幸運にも後ろの車両に道路横の工事現場の親方が乗っていて、職人の人たちに声をかけてもらい、みんなで車を押して現場の敷地に入れてくれたので助かった。
感謝と申し訳なさから、財布にあった諭吉さんを取り出して親方に渡そうとしたが、「こういうのはお互い様だから」と受け取らなかった。
昭和のダンディ。
惚れる。
そんなこともあり、自分でできるとこは自分でやってみよう。
と思うようになった。
ウォッシャー液、冷却水、エンジンオイルの適正量確認。
バッテリー液の確認と消耗状態の確認、交換。
素人でも半日あれば何とかできる。
ちかごろ物には心(感情)はないけれど、精神(命)は宿るではないかなと感じている。
車、部屋、机、椅子、やかん、包丁、楽器。
物を大切にして、物の精神状態をメンテナンスしてあげれば、そこに住まい、それを使う自分の精神もおのずと正しいとこに戻っていく。
そんな考えもおもしろいなと思っている。
