2020-09-05 Sat
ギターを始めたのは中学生最後の春休み。楽器を始めてから洋楽を漁りだして、日本人ミュージシャンを聴く機会はぐっと減ったけれど。
自分が音楽を始める前、始めた後によく聞いたCDたち。
すごい才能に大きな感動と脱帽・絶望をしたものです。
CHAGE & ASKA / GUYS
・小学生のときに兄が持っていたカセット版を拝借して、寝る前に布団の中でラジカセ掛けながら、こっそり歌う。はじめてポップスというものを知りました。邦楽ミュージシャンでワールドクラスのポップスのヴォーカリストはこの人たちくらいなのかなと個人的には思います。ガチMTV(MTV JAPANでないやつ)の出演はこの人たちだけだったような。
はっぴいえんど / 風街ろまん
・自分の両親より少し上の世代の方たち。メンバーの細野さん(Ba,Vo)は埼玉県狭山市(稲荷山公園)に一時住んでいたので、狭山市生まれの自分としては勝手な親近感があります。YMOは結構前に夢の島のFESで見ましたが、細野さん死ぬ前にもう一度見てみたい。(不謹慎ですみません。)
フジファブリック / フジファブリック
・少し年上の人たちのバンド。無くなった志村(Vo,Gt)が自分の中のフジファブリック。もうすぐ「赤黄色の金木犀」が似合う季節。オリジナリティ=アレンジ、アレンジ=オリジナリティということを教えてくれた。センス良過ぎ、は努力の結果みたいな。
BUMP OF CHIKEN / ユグドラシル
・これもお兄さんくらいの世代のバンド。自分と変わらない格好や髪型をして、自分と変わらないような毎日を綴った歌詞。いわゆる等身大なロックを知った。楽器を始めてから洋楽のスター達ばかり追いかけていたので、余計ショックで彼らのフォロワーになっていきそうになる自分に挫折感を感じた。二十歳くらいの時に彼らのデビューアルバム「Jupiter」を聞いて一年くらい音楽を辞めました。
THE YELLLOW MONKEY / SICKS
・自分で楽器を始めるキッカケになったバンド。歌謡曲とグラムロックやハードロックなどがごちゃ混ぜになったような。こういう世界観のアルバムは、輸入文化としてロックを受け取った日本人だから出来たのだと思う。化け物みたいなジャパニーズロックの傑作。15歳で彼らのおセンチ・はレンチな曲に合わせて毎日爆音でエレキギターをかき鳴らしていたけれど、親は今後の行末を憂慮したに違いない。再結成してお元気でなによりです。
Akiko Yano / Home Girl Journey
・パンチイン・アウトなし。弾き語り一発勝負のアルバム。音楽について、表現として自分と向き合うのって結局こういうスタイルなんだなと思います。迷ったらつい手が伸びて、何回も聴いちゃうアルバムが良いアルバムなんですよね。
RC SUCCESION / BLUE
・最近お気に入りに追加されました。忌野清志郎氏のカラーはもちろん、バンドのグルーブがすごい。愚生相方は都内某所でバイトしてた時、ギタリストのチャボさんにサンドイッチ作ってあげてたそうです。清志郎が生きてたら今の世に何を叫んで愛ある悪態をつくのでしょうか。
サニーデイサービス/ 東京
・自分の中では、はっぴいえんどのハイブリット版的な感じ。上手くまとまり過ぎていない、各々の楽器が飛び出してくるようなミックスの上に、美しい日本語が咲いています。音楽学校時代のクラスメイトに10数年お借りしたままの本版、庄司くんいつか返します。
Mr.Children / Atomic Heart
・(たぶん)兄のもの。国民的バンドゆえ色々好みはあると思うけれど、あんまり「良い人」じゃない桜井和寿氏が自分は好きです。ミスチルといえばこれと「深海」。エルビスコステロが好きだったみたいだけれど、ラヴ・コネクションはもろストーンズですね。
こうみるとあまりリアルタイムのものはないですが、聴いていた音楽で自分を省みるのもたのしいものですね。
