2023-03-07 Tue
人のために生きるというのは、素晴らしいもっともなことである。でもそれには、まず自分が自分を第一として生きることが出来てからでもあると近頃思う。
自分を安心で満たしていなければ、他人に対する奉仕は義務になり、それを受けた者もまた義理を感じてそれを別の人で消化しようとする。
終わりのない恩というボールのパス回し。
いつボールが回ってくるか、うまく人の役に立てるだろうか、気が焦って今を十分に生きられない。
そんな気がする。
音楽にしても、人のために演奏したり創るというよりもまず、自分のためにやるという気持ちだ大事なのだ。
人は施されるよりも、自分本意で生きている人に触発されて、それが結果的に自分のパワーになることの方が多いのではないだろうか。
もう少し人はわがままになってもいいと思う。